絵が「パパのカノジョ」の人柄を表しているかのように色鮮やかに描かれています。パパと二人暮しの主人公の女の子にとって、「パパのカノジョ」がどんな人であるかは大問題。しかも、今度のカノジョは、かわっている。すごくカッコわるい。確かに、チューバを吹くなんていうカノジョはそんなにはいないでしょう。でも、カノジョは、私のはなしを「テレビをけしてきいてくれる」、「あれこれ命令しないし くどくどお説教もしない。」
少女が、カッコわるい「パパのカノジョ」に心をひらいていく様子が見事に描かれています。カッコいいとカッコわるいって、見かけじゃないんですよね。