五味さんの本が好きな2歳の娘が、図書館で自分でひっぱりだしてきました。
色んな生きものが出たり入ったり。
こんなところにも、ドアが。
と、吸い込まれるように読みました。
これだけの生きものたちは、完全同居をしているのか?
ドアがいくつもあるから、中は仕切られているアパート方式なのか?
変な生きものまでいるけど、これは地球上のお話なのか?
と、大人でも想像力を広げてしまうようなお話です。
語り手は、お土産をもってたずねていくことに決めたけど、ドアの前で、本は終わってしまう。
あぁ、中が気になる。
ムズムズしちゃう後味です。
ところで、語り手は人間のことを、「にんげんさん」と読んでいる。
語り手はいったいどんな生きものなんでしょうね?