白と黒の絵に、りんごの赤が、とてもきれいです。
最後の方では、空が夕焼けに染まります。
1歳になる前から読んでいましたが、
りんごの赤が目を引くのか、
ページ数が多いにもかかわらず、
最後のページまで、じっと
見ていたものです。
1歳を過ぎると、当時100冊ぐらいあった絵本の
中から、どこにあっても、すぐに見つけて、
何度も読んでと持ってきました。
字を見なくても読めてしまうくらい読んだ絵本です。
子どもはもちろん絵を見て楽しんでいますが、
大人も字を追わないで、絵だけでも
楽しんで欲しい絵本です。
とても上手く描かれている絵本だと思えます。
そして、最後の裏表紙まで、ぜひ
楽しんで欲しいです。
食べ終わったりんごのたねを、みんなで
植えて、別れるところで、お話しがおわり、
表紙を閉じると、裏表紙には小さな
りんごの木が・・・
本当に最後の最後まで楽しめる
素敵な絵本です。
5歳になった今も、時々、持ってきたり、
自分でも見ていたりと、赤ちゃんも
子どもも、そして大人も楽しめる絵本でした。