小学生低学年対象に読み聞かせをしました。
長いお話、聞きなれない言葉遣いに、最初のうちは興味を示さなかった子どもたちでしたが、ふたりの猟師が入ったレストランでの、次々に出てくる注文に少しずつ違和感を感じ、ページをめくるたびに、ドキドキしてきて、怖くなって、どんどん引き込まれていく様子が、表情から伝わってきました。
お話の内容も、その意味がわかってくるとゾクゾクしますが、スズキコージさんの絵が、何とも言えない雰囲気を出していたのは、間違いなしでした。これをきっかけに、他の宮澤賢治さんの作品にも触れていきたいと思います。