娘が「これ、すごく面白いから読んでみて」と持ってきたのがこの本です。
少し前に、どなたかに読んでもらったことがあるとかで
思い出深い一冊だったようです。
ネグレクトぎみのソメコ・・・。
農作業のある田舎のことで、今のように便利な機械や道具もなく
老若男女が忙しくしている昔の生活が感じられます。
そんなだれにも遊んでもらえないソメコが
人攫いの鬼をもこわがらず、「絶好の遊び相手」と捕らえているところが面白いです。
かくれんぼをしながら、ソメコの目を盗んで
助けの手紙をしたためる鬼は、コントのようでした。
迫力あるきり絵の絵本ですが、気軽に笑える一冊です。