今日本屋さんでひと目ぼれした本です。
クロケットおじさんは、まわりからどんな目で見られようと、自分が大切だと思うものに愛情をそそぎます。
本当に大切なことを知っており、それが長い月日を経てまわりの人たちに通じていく・・・
クロケットおじさんは、花屋さんでほとんど枯れかけている1本のモミの木を見つけます。
どの家の窓にも立派なツリーが飾られているのに、おじさんの家の窓に見えるのはこの小さなモミの木。
周りの人から変わり者扱いされながらも、おじさんは大事に育てていきます。
そして月日がたち、どんな家のものより立派なツリーになっているのです。
おじいさんのツリーには小鳥たちも集まります。
そして最後コーラス隊がこのツリーの前で歌います。
どちらかというと大人向けの絵本かもしれません。
大切な心を忘れかけている私たち。
クロケットおじさんのものへの愛情がとても心に残りました。
この優しい心、そして強い心をもつ大切さを子供と一緒にもう一度身につけたいです。
クリスマス時期にぜひ読みたい1冊です。