クリステレ・デルモワノーは、フランス若手作家で既に20
冊の作品があるそうです。
以前読んだ、ちっぽけマリウスが、とても良かったので借り
てみました。
主人公のふとっちょローザが、雑誌の表紙を飾ることを夢見
てダイエットに励みます。
そして、ついにダイエットに成功するのですが、我身を池に
映してみて、みっともないことに気づくのです。
やはり、人(うし)それぞれに美しさの基準があって、それ
は一律ではないことを物語っていると思います。
ダイエットこそが善であるという風潮に、一石投じた絵本に
しては珍しい作品だと思います。