森の小道ではりねずみのおじいさんが金貨を拾います。
年をとったはりねずみのおじいさんは、「冬ごもりのしたくも大変になってきたし・・」と拾った金貨で干しきのこでも買おうかとお店を探しますが見つかりません。そこで出会ったリスが「その金貨は靴を買うお金にするといいわ」と言って干しきのこをおじいさんにただでくれました。
損得勘定なしに、思いやりに満ち溢れた絵本。
ロシアで人気の漫画家さんの絵と合わさって、読み進めるうちに柔らかな気持ちにさせてくれます。
この時期、冬ごもりのしたくをする動物たちの事も考えながらお子様と静かでゆったりとした時間を過ごされるのもいいと思います。