韓国の作家の絵本ですが、赤いてぬぐいをかぶった裁縫上手なおばさんと、7種類の道具の精のお話。裁縫ができるのは自分のおかげよ!と、ハサミや針や糸たちがそれぞれケンカしながら手柄を主張します。おばさんが目覚めて、「違う、あたしが上手いから、あたしが頑張って作ってるからだ!」と叱りつけます。しかしいやな夢を見て泣いたおばさんを7人の精が起こしてあげます。「みんなで頑張ったからだよ、ごめんね」と泣くおばさん。みんなの力で頑張ったからいろんなことができるんだよ、ということをあらわしている絵本です。3歳になりたての娘には少し早かったけど、4歳くらいからおすすめです。