アジアの昔話に興味があったのと、本のサイズが読み聞かせにいいかと思い、借りてみました。韓国の方が作者です。
文章と絵の場所がきっちり分かれているところや、文章を囲ってある二重線の上にセリフを言う道具の絵が描いてあるところ、また色づかいも丁寧できれいです。
七つの道具とそれを使うおくさんが、じぶんこそ一番重要で一番素晴らしいと主張しあいますが、結局はみんなが力を合わせるからこそ素晴らしい仕事が出来るのだということに気づくといおはなし。
そうよ、誰が欠けても立派な仕事はできないの。仲間を尊敬し、信頼して、自分自身も堂々と自信をもっていきましょうね。と前向きな気持ちになってくる本です。