3歳9ヶ月の息子に読んでやりました。もう表紙を開いたとたんにホットケーキを食べている絵が気になり、興奮状態の絵本です。
くまのパパは、ハチたちと一緒に満開の花畑を回ってハチミツ作りに一生懸命。そんな旅先から少しだけできたてのハチミツと葉書を届けてくれるところからストーリーは始まります。それぞれの花の蜜からとったハチミツはその特徴を活かし、美味しい食べ方があるようです。それも一緒に紹介してくれ、くまの兄弟だけでなく、森の動物たちの興味もどんどん膨れます。そして数週間後、パパが帰ってくると、子ども達よりさきに森の動物たちがもりのはちみつやさんを大歓迎!すぐさま、はちみつやさんを開店させ、くまのママがとびきりおいしいホットケーキを焼いてそれに買ったばかりのハチミツで食べる・・・。
読んでやっているこちらも興奮してきます。息子は美味しそうなハチミツの食べ方を明日から実践して欲しいとせがんできます。もう最後のホットケーキには発狂状態。こんなに本を読みながらきゃーきゃー喜ぶのも珍しいのでは?ハチミツが好きな子はもちろんですが、ホットケーキが好きな子にはたまらない一冊になるはずです。