“やぎのしずか”シリーズの新作です。
田島先生が、飼われていたやぎの名前が「しずか」だそうです。
「しずか」の絵本を描いてから36年経っているそうです。
さて、今回のしずかさんは、大変なめに会います。
こんな事って、あるんでしょうかねぇ〜。あるのかなぁ〜(笑)。
しずかさんにとっては悲劇でしょうが、読んでいる私には笑えてしょうが無かった。
小さなバッタの足を誤って噛んでしまった事から、キャベツに頭を突っ込む悲惨な事になるなんて。
特にガマガエルがしずかさんのおっぱいに張り付くシーンには、大爆笑でした。
キャベツ頭のしずかさんを笑っていたら、しずかさんに逆襲の攻撃をしていたほかの登場人物たちの「なんぼなんでも きのどくだ」という同情の言葉に、気持ちがあったかくなりました。
キャベツがどうやってとれたかは、読んでからのお楽しみと言う事で、・・・。
パニック状態で疾走するしずかさんの興奮状態が良く伝わってくる楽しい絵です。
楽譜で表せない〈よかったね よかったね〉のみんなの唄を聞いてみたいな〜。