3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。しずかという作者が小さい頃に飼っていたやぎを題材にした絵本ですが、たいへんな一日というよりは、不幸の連続といったほうが正しいでしょう。
しずかという名前のやぎがむちゅうで草を食べていたらばったを踏みつけてしまい、ばったに目を覆われてしまい、走り出します。そしてはしりだしたときに、かえるに、なまずに・・・といろいろな動物を踏みつけてしまい、しずかの体にへばりついてどんどん大変なことになってしまうのです。最後にはキャベツに頭から突っ込んでしまい、そこからぬけだすためにみんなでキャベツを食べるはめに・・・。
なんだか次から次へと不幸の連続。でも、最後はそんな仲間と歌を歌って終えるので、とりあえず一安心。でも、なんだか唐突だなと思いました。また、イラストが絵の具で少々乱暴に書かれたようなものなので、わかりにくく、特徴のあるもの。そのせいか、息子にこれがばっただよ、なまずだよと指差してやらないとわかりにくいみたいで、イマイチストーリーにのりきれていないようでした。