私の知っている古典的な話とは少し違うようです。まず、うらしまたろうが最初、40歳だったこと、、、。そして、いじめられている亀を助けるのではなく、亀を釣ったのがきっかけであること。亀の背に乗ってではなく女に手を引かれて竜宮城へきたこと、魚ではなく星がいること、玉手箱をあけると年をとるのではなくて風になって消えてしまうこと。
けして作者の創作ではなくて、実は8世紀の古文書に書いてあるのがこの話のようです。意外でした!
娘は「なんであけたらいけない玉手箱をあげるのかな」とつぶやいていました。しかし、もとが40歳で(しかも昔の40歳)3年も城で暮らしたら、そこで老人になっても死んでも悔いはないんじゃないかと私は思いました。