このお話、約50年前に書かれたお話…なんですよね?
その頃の機械や電気製品がどのようなものだったかわかりませんが、当時どうして今の現代でも通じるこんなにおもしろいお話が書けたのかと感心してしまいます。
テンポのよさと細かい描写、極めつけはだまって見せられても笑える挿絵に大人も子どもも大いに楽しみました。
自分たちの生活も少しはこころを入れ替えないと「おしまい」になっちゃうかも…とまで思ってはくれなくても、この便利な世の中に対して何か感じてくれるかしら…と子どもに期待しましたが、やっぱり本当にかみなりでも落ちて、実際にあるものがなくなってみたりしないとわからないですね。
ともあれ、親子で大好きな絵本です。