匂いが色にあらわされて見えるという発想がとても斬新だと感じました。色の中が、味噌汁、卵焼き、ソーセージという発想も本当に驚きました。ちょっと科学的な目も養われると思いました。食べものの匂いは比較的創造しやすかったですが”おつかい”のにおいには目を見張りました。匂いに対してとても敏感になれる絵本だと思いました。一番素敵な匂いは“我が家”の匂いでした。お母さんの匂いの表現がすべて肯定的だったのも素晴らしいと思いました。今まで登場した人たちが全て家族だったのかと思うと面白かったです。最後に”やられた”と思いました。