子どもの評価は☆☆☆☆でした。「というわけで、このおはなしは めでたし めでたし」に子どもたちは、満足の様子でした。
私はなぜこうなる?とお話の行間が気になって、気になって…「このおじさんはずっとこの家族のことを気に掛けていたが、言い出せなかったの?気にしていたから火事にも気づいたの?」と一人悩んでしまいました。
子どもたちが何とかしようと頑張ることに対して、大人が温かく支えながら望みを達成させてやるところが「ペレのあたらしいふく」のお話と共通しているように思います。柔らかな絵とあわせて、エルサ・ベスコフさんの子どもに対する優しい気持ちが伝わってくる絵本だと思います。