幻想的な表紙です。
知り合いの司書さんが、最初は宗教関連本かと思った、とおっしゃっていました。
確かに題名とセットで、私も同じ印象でした。
実は、太陽が語る、発電エネルギーのストーリーなのです。
意訳ですが、そのような副題があればいいなあ、と思いました。
エネルギーと電気のこと、やはり今は真剣に考えなければならない現実がありますから、
この本が、そのきっかけになると思います。
実は太陽の恩恵は、太陽光発電に限らないのです。
水力・火力・風力もじつは、太陽エネルギーが源なんですね。
これはうなってしまった視点でした。
そして、それとは異質な原子力発電。
これについては、あとがきではじめて触れてあるのですが、
やはりここもチェックしたいですね。
あとがきはかなりの知識量が必要ですから、小学校高学年くらいからでしょうか。
でも、感覚的に本文を理解するのは、小学生くらいなら大丈夫だと思います。
大人もぜひ、知っておいてほしいです。