雨の音が大好きな私。雨の日ってつまらないと思われがちですが、この本とともに雨だって楽しいと言いたいです。
ゆうちゃんとさあちゃんがお母さんを迎えにバス停へ向かいます。ちょっとトトロを思い出しました。
その途中でいろんな動物たちと出会い、みんなでお母さんを迎えにいきます。ただそれだけなんですが、それだけでも十分楽しく、子供にとってちょっとした冒険であることが伝わってきます。
それと、シリーズのほかの本で出てくる動物とはちょっと違う動物が出てきます。
表紙をめくったところにいろんな色のかさをさした絵がかかれています。
顔が見えないのでそれが誰が最初に予想しました。ひとりだけ分からなかった紫のかさの人が、最後まで読んでおばあちゃんだったと分かったときは、子供が大喜びしました。
梅雨にはまた読んでみたくなる本です。