新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

悲しい本」 西の魔女さんの声

悲しい本 作:マイケル・ローゼン
絵:クェンティン・ブレイク
訳:谷川 俊太郎
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年12月
ISBN:9784251009418
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,590
みんなの声 総数 35
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  • 想像するとたまらなくなる悲しみ…の本。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    最初のページに描かれている主人公「私」の表情は
    どこかおどけているようにも見えますが…
    これは 見せかけの笑顔で
    本当の「私」の表情は ページをめくったそこにありました。
    最初から最後まで
    逃れられない悲しみと向き合い続けるしかない
    「私」の暮らしぶりが綴られています。
    どこにいても 何をしていても
    突然「私」に襲いかかってくる悲しみが
    とても痛々しく感じられます。
    最愛の人を失った悲しみは これほど深いのか…と思うと
    たまらなくなり涙が出そうにもなりました。
    最後の場面の「私」は
    ろうそくの灯火を見ながら 何を感じているのでしょうか。
    心の中に ぽっかり穴が開いてしまったような
    虚しい気持ちで 炎をただ見つめている…
    それだけのようにも感じ
    悲しみは まだまだ「私」を支配し続けるだろう
    という予感が残る終わり方でした。
    時間が経過しても癒されない悲しみもあるのかもしれない…
    と想像させられたりもしました。

    投稿日:2007/10/01

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