ゆうじが積み木で遊んでいるところにやってきたねこは、
虎くらい強い猫だから「ねことら」と名乗ります。
そして、ゆうじのチョッキとねことらのしっぽを交換し、二人は入れ替わることに。
この発想が面白いですね。
「虎より強い」が、暗示になったのかどうか、ゆうじの活躍はカッコいいです。
だからでしょうか、再び元通りになった後も、ねことらの遊んだ後片付けも素直にしていますね。
二度も出てくるサンドイッチも、なんだか、現実のような、夢のような。
不思議な読後感でした。
幼稚園児以上くらいから楽しめると思います。