はさみを持って満面の笑みの男の子。
そう、子どもにとっては、はさみは魔法の道具ですね。
ところが「ぼく」は、その大事なはさみを無くしてしまいます。
さあ大変、と相談したのは、かにさん!?
なんとなく、その気持ち、わかります。
結局見つからず、お母さんに新しいものをもらうのですが、
意外なところから・・・!
このエピソード、実はせなけいこさん自身の子ども時代の体験談だとか。
コラージュが特徴の作品だけに、このはさみエピソードに、
妙に納得してしまいました。
心ほっこりのラストも素敵です。
幼稚園児くらいからでしょうか。