ページを開くと、サーッと風が吹いて
ざわっ、わ、ざわざわーっ、音がして草のにおいがして・・・
小さなえほんの上に、まるで大きな幻灯を見るような
このえほんの中にあるいつもの道は
いつも通りなのに、いつもと違う道につながっていく
幼い頃、こわーい思いをした記憶がよみがえってきたよ
どっく、どっく、ドッキンドッキン、心臓の鼓動が
自分の身体の中から聞こえてきたよ
よーく考えるとこんなこと、子どもの頃よくあった
「かえらなきゃ」・・・その一言に
ありのまま、ありのままを受け入れる一人のわたし
「笛」にも「バス」にも、やがて頼らずに済む日が
もうすぐやって来るんだろうね
自転車、銀杏の木陰にあったの
使っちゃいたいよぅ、私なら
まずは小泉画伯へ 感謝、感謝