「守り人シリーズ」最終章の第一部。
このシリーズの要、重なった2つの世界に訪れる大きなうねりと、その中で懸命に生きる人びとが描かれます。
人に見えている世界では、南の大国「タルシュ帝国」がバルサやチャグムの故郷である、北の国々を侵攻。人に見えていない世界にも、変化の時が訪れ、人に見えている世界に大きな影響を及ぼします。
様々な思惑や策略が入り乱る中、チャグムは新ヨゴ皇国の人びとを守るために、命がけの旅に挑むチャグム。
もう1つの世界の変化を追い、人びとを守るために奔走する、呪術師や山の民ら。
自分の大切なものを守るために、命がけの戦いを続けるバルサ。
たくましく成長したチャグム、バルサの変化、境界で生きるタンダの思い・・・全てのことから目が離せません。