来年1年生になる長男が楽しめそうな本を探していて、まずは自分で読んでみました。
岩波少年文庫のこれまでの本は、簡単なものでも対象が「3・4年生から」のものばかりでしたが、こちらはめずらしく「2・3年生から」となっていたので、期待して読みました。
スモーランド地方というスウェーデンの田舎の村に住む5歳のいたずらっ子、エーミルの話です。3章ありますが、日記風になっていて、1章が、「〜月〜日の話」というようにまとめられています。
各章では、エーミルの憎めないいたずらと、エーミルを囲む大人たちとのやりとりが描かれていて、惹き込まれてしまいます。
エーミルと同じような5歳くらいの子が共感できる内容だと思いますが、それくらいの年の子が一人で読むのは大変ですし、量が多いので、読み聞かせるのも大変です。やはり小学2・3年生くらいにならないと読みこなせないかもしれません。