黒川さんの恐竜シリーズ絵本のことは知ってはいましたが、今回初めて読ませて頂きました。こんなに沢山出てるのですね!
そして、すべてにトリケラトプスが出ていることを初めて知りました。
トリケラトプス、名前と姿が何となく一致はしていたものの、詳しいことは何も知らず。それは息子も同じようでした。
草食恐竜でありながら、戦う角竜として進化したトリケラトプス。
その強さと優しさが、この絵本の中にも十分に表れていると感じました。
可愛いリトルホーンとは対照的に、カルドンの何とリアルで恐ろしく描かれていること!
でも、最後はアーケロンに謝って、すごすごと帰っていく姿に、小さい子の読む絵本としての配慮が感じられました。
最後はやっぱりめでたし、めでたしで終わるのがいいです。
最後のページの作者のことばも、恐竜の豆知識として嬉しいですね。
表紙見返しにある迷路もいいなと思いました。