低学年の読み聞かせ用に探してきた作品です。
このお話は『日本昔話百選(稲田浩二・稲田和子(編)』にも、
西国の昔話の1つとして載っています。
「万葉集」で“大口の真神”と、畏敬され信仰されているオオカミに助けられたお坊さんの話が元になっているらしいです。
この紙芝居は絵も文もYUJIさんが作られていて、ちょっと滑稽で面白い絵柄が楽しめました。
家で練習しているとき、中学生の下の子に聞いてもらったら
「優しいオオカミに会えてよかったね」
「本当の“真人間”って、全然いないじゃ〜ん」と、ウケていました。
字を読んだだけだと、たいして面白いと思わなかった話ですが、YUJIさん魅力なのか、全体のお話のテンポもよく、すごく楽しく読めました。
秋の読書月間に小学校の子どもたちに読みたいな〜と、考えています。