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ゆきむすめ」 空色のかわうそさんの声

ゆきむすめ 作:内田 莉莎子
絵:佐藤 忠良
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1966年
ISBN:9784834000931
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,279
みんなの声 総数 40
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    懐かしい、見たことのある表紙とタイトル、
    印象に残っていたお話です。思わず手に取りました。

    子どものいないおじいさんとおばあさんが雪で
    作った子ども、ゆきむすめは大切に育てられます。
    しかし、晴れた日や夏の日には外へ出るのをいやがるゆきむすめ。
    そこへ女の子たちが森へ遊びに行こうと誘いに来て…

    何とも言えない喪失感、切なさが残るお話です。
    息子も何度も読むようせがんできますが
    神妙な顔で毎回聞いています。

    どうしてゆきむすめが晴れた日、夏の日をいやがるのを
    おじいさんたちが分かってあげられなかったのか、
    どうして女の子たちは危険な遊びを始めたのか、
    どうしてゆきむすめは誘いを断りきれなかったのか、
    回避できる選択肢はあったはずなのに…、
    悲しい結末になってしまった原因を振り返らずにはいられません。

    でも、起きてしまった現実は受けとめなければならない。
    このお話を読んだ後はまず、物語に描かれていないその後の、
    おじいさんおばあさんたちの姿を想像せずにはいられません。
    そこから何を思うか、どんな物語として自分の中で消化するか、
    子どもは自分なりにこの結末に解釈をつけるでしょう。
    毎回読よみっぱなしにしていますが、息子がもう少し
    大きくなったら、どんな感じ方をしたのか聞いてみたいですね。

    投稿日:2013/01/18

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