なんとも心温まる、子を持つ親なら共感出来る1冊ではないでしょうか。
赤ちゃんくらげのくらのすけが、海デビューをするお話。
子どもを初めて保育園に送り出したときの気持ちがよみがえってきました。
心配で不安でたまらないお母さんくらげの気持ち、分かります。
くらのすけが大波にさらわれてしまった時のお母さんくらげの表情はほんとに切なく、心打たれました。
くらのすけは、みかんの皮をお母さんくらげと勘違いしながらも、必死にお母さんくらげを守ろうとします。
母と子が互いを思いやる姿が優しくて温かいステキな1冊です。