新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

あざみ姫」 にぎりすしさんの声

あざみ姫 作:ヴィヴィアン・フレンチ
絵:エリザベス・ハーバー
訳:中川 千尋
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2000年
ISBN:9784198611507
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 8
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  • あざみとやなぎの会話にひかれて

    むかしむかし 時の流れがまだ時計に刻まれなかった頃のお話です こんな 書き出しに、 吸い込まれました。
    子供のいない 王様とおきさきさま 芝が涙でぬれるまで泣くんです
    絵は淡い色で とても繊細に美しく描かれています 
    やなぎと アザミの会話も惹かれました
    子供がどのようにして生まれたか・・・・・二人の喜びようはすごいものでした
    親が 子供を愛するあまり、誰にも触れさせたくないというきもち
    しかし 姫は子供と遊びたかったのです!! 
    こどもたちは どんなに楽しい存在でしょうか
    この中に描かれているのですね  しかし 姫を愛する王様とおきさきさまは 塀高くし 子供を入れなくするのです
    お話は長いのですが 引き込まれて読んでしまいました
    姫のかなしさが・・・ 芝が涙でかれるまでなきました   
    とうとう気がついたのです  子供と遊びたい姫の気持ちに、王様は 子供たちをたくさんよび アザミの花を抜かせるのですが・・・・
    結末はなんだか 悲しいのです。 アザミから生まれた姫の運命でしょうか?(表現が美しい)
    塀を取り払った王様、たくさんの子供を 自分の子供のように遊ばせる王様たちに変わっていくのです
    これも 子供たちのおかげのように思えました。

    不思議なお話ですが 引き込まれて読みました
    長いお話何で 高学年 大人向きのおはなしですね。
    絵が魅力的でした!

    投稿日:2011/06/28

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