久しぶりに意地悪姉妹トリーナ・トリクシィが出てきます。またしても悪さをしたり、人のせいにしたりばかり、、、、そして悪さも度がすぎています。でもその一因として、親の虐待・ネグレクトがあるのは切ない気がします。だからといって、どんな悪事をしてもいいという免罪符にはならないので、同情ばかりはしていられないですが。
今回はイザヤも自分(の親戚)と友情・正義との兼ね合いに悩んだり、冷酷な扱いを受けた動物たちをリリアーネが解放しようとしたり、、、人間の残酷な、おろかな部分も感じ取れる作品になっています。
小学生〜向けですが、大人が読んでも深くて面白いです。