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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

恐竜トリケラトプスとティラノサウルス」 ムスカンさんの声

恐竜トリケラトプスとティラノサウルス 作・絵:黒川みつひろ
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1995年12月
ISBN:9784338101042
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 42
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  • 恐竜たちの厳しい世界!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    恐竜大好きさかりの7歳の息子と読みました。
    このシリーズ、絵も色彩豊かで
    恐竜当時の様子が活き活きと描かれており、
    文章も小学校低学年向き。
    読む前から息子はワクワクしてくれています。

    今回は特に息子の大好きなティラノサウルスと戦うお話。
    トリケラトプスのリーダー、ビックホーンと、
    その息子リトルホーン、そして仲間のトリケラトプス達が主人公なので、
    ティラノは悪役として描かれています。

    もちろんトリケラトプス達がそのチームワークを発揮して、
    ティラノを打ち負かしてめでたく終わるのですが、
    めでたいだけでないのが、この絵本のすごいところ。

    冒頭に、同じ角竜のカスモサウルスという恐竜が出てくるのですが、
    このカスモサウルス3匹は、ティラノにやられてしまいます。

    まさに弱肉強食!
    喰うか喰われるかの厳しい世界も、
    しっかりと描かれているのです。

    と同時に、
    カスモサウルスの頭のフリルには、
    警戒すると眼の模様が浮き出てくることや、
    トリケラトプス達が肉食恐竜と対峙する時には、
    円陣を組んで子供を中に入れて守ること等、
    それぞれの恐竜の性質も、物語の中で自然に紹介されています。

    ハラハラドキドキのストーリーを追っていく中で
    自然と恐竜知識が身につく、
    小学生の男の子には一石二鳥の一冊です。

    投稿日:2014/06/06

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