忍者の顔が超アップのインパクトのある表紙。忍者が、体の形を変えながらひもを伝っているユニークな見返し、そして、時間は真夜中・・・。いったいどんなお話が始まるのかと、ワクワクドキドキしました。
コラージュで表現された画面は立体感があります。また、黒装束の忍者の動きが素晴らしいです。
忍者はいったいどこへ忍び込み、何をしようとしているのか?
息を詰めて見守っていたら、ずっこけました!
お、おおさかべんやし・・・。なんか美味しそうなもん、こっそり食べてるし〜。
というわけで、可愛い忍者のお話でした。顔は可愛く、子どもだけれど、身のこなしは大人の忍者顔負けですよ。
外国人による忍者の絵本。日本的であるようでいて、お母さんの着ている服の色や模様、パンダの貼り絵があるところなどから、純日本的とはちょっと違う香りがする不思議な印象の絵本です。