おうちが一軒たってます。木のすてきなおうち。
画面がこのおうちに固定され、おはなしは進みます。
クマのお父さん、おかあさん、こども。
それぞれがおうちから出ていきます。
そしてだれもいなくなったであろうおうちと
そのまわりで動き回るアリやてんとう虫。
何も文字がないその一ページは、なぜかとても暖かい気持ちにさせられます。
そして帰ってくるこども、おかあさん、おとうさん。
それぞれお土産を手に持っています。
食卓にならぶお土産の品と楽しそうなクマの家族の絵で
はじめておうちの中と全員が揃う団欒をみせてくれます。
0歳のときから読み聞かせています。
「行く」「帰る」様子が分かり始めると話もぐんと理解できるようになるのではないでしょうか。
クマたちだけではなく、その周りにいる小動物たちを探したり、
その変化を追うことも楽しめましたよ。