
木はまっています。寒さも雨の日ものりこえて、タネをとばすのにぴったりな日を――。1本のマツの木からとびだした100このタネ。10こは道路に落ち、25こは鳥についばまれ、5こは小さな虫の家になり、木に育つのはいくつ? タネの大冒険をユーモアたっぷりに描いた、ポルトガル発のグラフィカルな科学絵本。

マツの木からとんでいった100このたねの行く末がかかれていますが、最後の展開まで面白くてひきこまれました。改めて、植物のたくましさに驚きつつ、植物が育つ環境であることを願ってしまいます。初めて読む作家さんでしたが、絵がとても素敵で心をつかまれました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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