お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい(Gakken)
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一緒にいると困ることもあるけど、発見もいっぱいある。それは……。 毎月発売される新作絵本の中から、絵本ナビが自信をもっておすすめする「NEXTプラチナブック」。今回ご紹介するのは『クロべぇ』。犬のクロべぇの魅力がたっぷりつまったこの絵本、どんな内容なのでしょう。
NEXTプラチナブックとは…?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、レビュー数、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
そして、毎月発売される新作絵本の中からも、注目作品を選びたい! そんな方におすすめするのが「NEXTプラチナブック」です。3か月に一度選書会議を行い、「次のプラチナブック」として編集長の磯崎が自信を持って推薦する作品を「NEXTプラチナブックメダル」の目印をつけてご案内します。
「ぼく」の視点から、いつものクロべぇの散歩の様子をユーモラスに描き出すこの絵本。その表情、クセ、弱点、いいところ。ゆっくりゆっくり歩くクロべぇのことをしっかりと見つめながら、「ぼく」は色々と考え、発見をする。
彼の口から語られるクロべぇは、なんて魅力的なのでしょう。二人で一緒にいる時間の豊かさが伝わってきます。
画面に大きく描かれたクロべぇの顔。それをうしろから見守る少年。これといった大きな特徴があるわけでもなく、どこまでも素朴な二人。近所の散歩道からそれる事もなく、特別な事だって何も起きない。けれど、何度くりかえし読んでも、二人のやり取りは飽きることがありません。そしていつの間にか、読者もクロべぇの虜になってしまっているのです。
クロべぇも喜んでくれるはず
大きな顔に小さな目。こちらをじっと見つめるクロべぇ。ちょっと怖そう。いったい何を言おうとしているのでしょう。「さんぽ、いくか」と誘っているのでしょうか。それとも「この絵本、おもしろいよ」と主張しているのでしょうか。読みながら何度も一緒にお散歩しているうちに、なんだか私たち読者まで、クロべぇが何を言おうとしているのかわかるような気がしてくるのです。なるべくたくさん読んであげてくださいね。
この書籍を作った人
1950年岡山生まれのかに座。 『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞受賞。 絵本に、『おならばんざい』(ポプラ社)、『ぼくだけのおにいちゃん』(文研出版)、『いただきまーす!』(フレーベル館)、『花さかじい』(くもん出版)、『いっぴきおおかみのそろり』(教育画劇)などがあり、挿絵には、『ジュン先生がやってきた!』(新日本出版社)、『吹きぬけの青い空』(学研教育出版)、『ひみつの空のにわ』(大日本図書)、『リタイア犬ポリーの明日』(佼成出版社)などがある。
磯崎 園子(いそざき そのこ)
絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長として、絵本ナビコンテンツページの企画制作・インタビューなどを行っている。大手書店の絵本担当という前職の経験と、自身の子育て経験を活かし、絵本ナビのサイト内だけではなく新聞・雑誌・テレビ・インターネット等の各種メディアで「子育て」「絵本」をキーワードとした情報を発信している。著書に『ママの心に寄りそう絵本たち』(自由国民社)がある。