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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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絵本紹介

2022.05.24

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実在する「国際子ども図書館」を舞台に繰り広げられる、図書館めぐりのすてきな冒険『図書館のふしぎな時間』<ブランニュープラチナブック>

「未来への記憶」シリーズ第3弾は、本好きの心を刺激する、図書館で過ごす特別なひととき『図書館のふしぎな時間』

  • 図書館のふしぎな時間

    出版社からの内容紹介

    おかあさんと上野の国際子ども図書館へやってきたゆりかのまえに、イギリスの古い本のなかにすんでいるという妖精が現れて……。妖精の案内で、ふしぎな図書館めぐりがはじまります。100年まえのたてものを利用した図書館には、むかしから親しまれてきた物語の登場人物たちがいきづく。「未来への記憶」シリーズ第3弾。

この書籍を作った人

福本 友美子

福本 友美子 (ふくもとゆみこ)

公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をしている。訳書に、『としょかんライオン』(岩崎書店)、『ないしょのおともだち』(ほるぷ出版)、『いっしょにおつかい』(岩波書店)、『いもうとガイドブック』(少年写真新聞社)、「ちいさなエリオット」シリーズ(マイクロマガジン社)など、多数。

この書籍を作った人

たしろ ちさと

たしろ ちさと (たしろちさと)

東京都生まれ。大学で経済学を学んだ後、4年間の会社勤めを経て、絵本の制作を始める。世界的編集人、マイケル・ノイゲバウアーが見い出し、「ぼくはカメレオン」で世界7カ国語同時デビュー。『5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん』で2011年日本絵本賞を受賞。作品に、『ぼくはカメレオン』(グランまま社)、『かあさん』『ねえ、あそぼうよ』(以上、「こどものとも0.1.2」福音館書店)、『じめんのしたの小さなむし』(福音館書店)、『くんくん、いいにおい』(グランまま社)、『ポレポレやまのぼり』(大日本図書)、『ぼくうまれるよ』(アリス館)などがある。神奈川県在住。


レビュー紹介

子供以上に大人が楽しめる

上野の国際子ども図書館は、私が日本で一番好きな図書館です。歴史のある建物の中に収められた膨大な数の絵本や児童書たち。静かで、時が止まったように感じられる館内では、この本のように不思議な事が起きてもおかしくないような気がします。
書棚に並ぶ本のタイトルや、どの物語の登場人物が描かれているのか等、気になるところが山ほどあって、食い入るように絵を眺めてしまいました。
子供の頃、夢中で本を貪り読んだ事のある大人こそが、この本を隅々まで味わい尽くせるだろうと思います。

(miki222さん)

行ってみたいな!

まず、最初に目を引くのが上野にある国際子ども図書館の建物の絵です!ちょっと古そうなとても雰囲気のある建物が迫力ある絵でページいっぱいに描かれています。
この建物が、この本の舞台となります。
お母さんに連れられて、図書館へやって来たゆりかちゃんが、本に住んでいるという妖精と出会い、図書館の中を案内されて回ります。
国際子ども図書館についてや、本の知識など大人でも知らないようなおもしろい話に夢中になってしまいました。
さまざまなお話に登場する動物や人物がいろんなところに描かれていたりと、隅々まで見逃せません!
こんなに楽しそうな図書館があったなんて、初めて知りました。
学校やまちの図書館とは違う、大きな図書館の圧倒されるような魅力にワクワクが止まりません!
昔、学生の頃に、国立国会図書館を利用して感じたドキドキワクワクするような気持ちを思い出しました。
まるで本のテーマパークに来ているかのようなあの気持ちを子どもたちにも味合わせてあげたいなぁ。。と思いました。
明治時代の建築を修復したその建物自体にも古い部分が残っていて、とても興味深く、実際に見てみたいと思いました。
子どもも大人も楽しめそうな国際子ども図書館ぜひ行ってみようと思います!
国際子ども図書館の魅力がよく伝わってくる、とても素敵な絵本でした。

(ピーホーさん)

妖精さんに案内してもらいたい!

うちの子どもが小さい頃に一緒に行ったことがある、上野の子ども図書館のお話でした。
その頃は全体的に静寂に包まれていて、大きな建物のわりに立ち入れる場所は少ない印象でした。

この本では、図書館の人しか入れない書庫を妖精さんが案内してくれて、古い子どもの本について教えてくれます。
「本のミュージアム」のページは見開きに昔話の登場人物が勢揃い。
どのお話の誰だったか考えてみると楽しいです。

さっそくデジタルコレクションで公開されている、300年以上前の「鼠よめ入り」を読んでみました。
文字を読むのはかなり難しいですが、絵は可愛いくて面白かったです。
今度行く時は、 歴史的建築物の荘厳さもゆっくり味わいたいと思いました。

(みいのさん)

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