のりもの好きな子大集合!
絵本紹介
2021.08.27
ブランニュープラチナブックとは……?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。そんな2021年8月のニューフェイスを、読者の声と共に紹介します。
漫画のように楽しい
ことわざに触れて欲しいな、と思って見つけた本(海外暮らしのため、日本語力は低い)です。五味太郎さんの本なら楽しみながら読めるだろう! と購入してみました。
毎日数ページずつ説明しながら読もうと思っていたのですが、「もっと読んでー!」と催促されます。一応私なりにさらに噛み砕いて説明しようとしているのでこちらが先に疲れてギブアップしてしまうくらいです。おもしろいです。
例えば『さるも木から落ちる』。
【右ページ】木登りじょうずといわれるさるも あんまり調子にのって 手をぬくと、きからおちることだってあるよ、ということ。
【左ページ】つまり、まあ そんなことは けっして ありえないと安心していると 思わず失敗をするものさ、ということね。 おまわりさんスリにあう
全ページ楽しいイラスト付きなのでうれしいです。
(リリィティナさん 30代・ママ)
ユーモアあふれることわざ絵本
100種類もの「ことわざ」が披露されている絵本です。ことわざの意味を紹介した後に、ユーモア溢れる五味流解説の構成となっています。楽しさ一杯の絵とユーモア溢れる五味流解説が何とも言えなくいい感じです。ことわざって、こんなに楽しいものだったんだと改めて思わせてくれました。
「ことわざ」と聞くと、子どもにはとっつきにくいと印象を持たれる方が多いと思いますが、ユーモアあふれるこの絵本なら、子どもでも楽しめてしまうのではないかなと思います。
うちの子に読み聞かせてみました。「うん、うん」と頷いていましたが、やはりまだ意味がわかってないようでした(当たり前か)。小学生くらいからのお子さんに特におすすめです。ことわざが好きな大人の方にも特におすすめです。
(KANSAMAさん 30代・パパ)
この本、大好きです
僕が小さい頃から家にあった本で、サイトで調べたら僕の生まれた年に出版されたものでした。
このことわざの本、何十回も読みました。最初はもの心つく前に、最近では実家に帰ったときなどに読みました。どんな歳になっても広げたくなるような本です。ことわざの意味、その意味のオリジナルバージョン、とてもいいです。そして何より、その絵が大好きです。
この本は勉強とか、そんなものじゃなくて、純粋に楽しんで読める……人間の真心に訴えかけるような、そんな風な感じを受けます。少し大げさになりましたが、僕が父親になって子どもに買い与えたい、そんな一冊です。
(としくんさん 20代・その他の方)
この書籍を作った人
1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。「かくしたのだあれ」「たべたのだあれ」(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。「みんなうんち」(福音館書店刊)、「きいろいのはちょうちょ」(偕成社刊)、「さる・るるる」(絵本館刊)などの作品がある。