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人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

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絵本紹介

2021.08.27

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小学生が共感するリアルな描写『いちねんせいのいちにち』<ブランニュープラチナブック>

絵本ナビがおすすめする「ブランニュープラチナブック」(2021年8月選定)からご紹介

ブランニュープラチナブックとは……?

絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。

「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。そんな2021年8月のニューフェイスを、読者の声と共に紹介します。

「そうそう、学校ってこんな感じ」と子どもたちが口をそろえるリアルさ

思い思いに過ごしている子どもたちの様子が活き活きと描かれ、教室のざわめきが聞こえてきそう

みんなの声

「1年生の一日」の流れがよーくわかる

小学校1年生の男の子、しゅんちゃんが主人公。「いってきまーす」と家を出てから、下校して、夜寝るまでのまさに「1年生の一日」ドキュメント。
しゅんちゃんを含め、30人のクラスの子ども達の様子は、1年生らしい微笑ましいものばかり。授業は算数・国語・図工・体育・音楽・生活と網羅し、休み時間の連れだって行くトイレや、給食当番、保健室の利用、掃除、下校後の遊ぶ約束まで、なかなか具体的。「1年生の1日」の流れがよーく分かり、入学前のお子さんにもイメージしやすいのではないかと思います。

年長の下の息子にと、図書館で借りてきたのですが、気づけば、小学校2年生の上の息子が読み聞かせてあげていました。上の息子によると、彼の小学校生活も「うん、うん、こういう感じ」だそうです。年長の息子も気にいったようで、その後、私にも読み聞かせを頼んできました。
優しい絵も、生き生きとした子ども達の会話も、小学校って楽しいことろだよ、と教えてくれているような絵本でした。入学を控えたお子さんと親御さんにおすすめです!
(ランタナさん 40代・ママ)

リアルな小学生の生活

小学生になることへの、漠然とした不安と楽しみがあふれている、年長組の子どもたち。
この絵本は、特にみんなの前で読むことはなかったのですが、部屋においていると、誰かしらがページをめくり、何人かの子達が集まって見ていました。教室の様子、授業や掃除、お休みの様子などがのっていて、子どもにもイメージがしやすい様子。小学校に行くことが、ますます楽しみになれるのではないかと思います。入学前の子ども達におすすめです。

(ジャムおばさん 20代・せんせい)

すみずみまで楽しい!

もう小学生の息子ですが、みんな他の小学校やクラス、他の子はどう過ごしてるのか見せてあげようと思い、読みました。読み終わって「どこが違った?」と聞いたら、だいたい同じという答えが返ってきました(苦笑。)1年生ならあまり他とは差はないのかな……?
5人くらいの子どもを中心に描かれてますが、他の子の姿はもちろん、その子のせりふも書かれているページもあり、すみずみまで楽しいです。「このせりふは誰かなあ」「『の』の字を反対に書いてる子、誰だろう」とか言いながら読みました。息子もこんな感じでワイワイやりながら過ごしてるんだろうなあ、と想像しながら楽しく読ませていただきました!

(にょろきょろさん 30代・ママ)

この書籍を作った人

おか しゅうぞう

おか しゅうぞう (おかしゅうぞう)

1941年、熊本県に生まれる。東京学芸大学および東京教育大学で、障害児教育を学ぶ。養護学校教諭を経て、作家活動に入る。『ぼくのお姉さん』で日本児童文学者協会新人賞・新美南吉児童文学賞・坪田譲治文学賞受賞。『少年の日々』(共に偕成社)で小学館文学賞受賞。『口で歩く』(小峰書店)で産経児童出版文化賞(ニッポン放送賞)受賞。作品に『海をかえして!』(童心社)、『ウソがいっぱい』(くもん出版)、『けやきの森の物語』(小峰書店)、『福の神になった少年』『ほいくえんのいちにち』『ようちえんのいちにち』『いちねんせいのいちにち』『いちねんせいのがっこうたんけん』『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』『カイくんのランドセル』(以上、佼成出版社)ほか、多数。

おか しゅうぞう 作品一覧

この書籍を作った人

ふじた ひおこ

ふじた ひおこ (ふじたひおこ)

1949年、香川県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員。絵本や児童書のさし絵で、いきいきとした子どもや動物を描き続けている。自作絵本に『むこうへいきたいあおむしくん』『てんしのおとしもの』(PHP研究所)、そのほかの作品に『ぶなぶなもりのくまばあば』(あかね書房)、『うちの屋台へきてみんしゃい』『バイバイ富永くん』(岩崎書店)、『「おめでとう」をいっぱい』(PHP研究所)、『ひきだしの魔神』(文研出版)、『ようちえんのいちにち』『いちねんせいのいちにち』『いちねんせいのがっこうたんけん』『いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ』『ようちえんのはる・なつ・あき・ふゆ』『カイくんのランドセル』(佼成出版社)ほか、多数。

ふじた ひおこ 作品一覧

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