その夜、ぼくは なんだか とても 幸福だった。 満月の夜、おじいちゃんは 森へ 出かける。/そして、バケツに いっぱいの/バタームーンを くんで かえってくる/ 月のように輝く思い出と美しく謎めいた自然の魔法を鮮やかな色彩で情感豊かに描いた絵本。 ■第10回新風舎えほんコンテスト金賞受賞作
バターを森へ汲みにいく・・・。
聞いただけで「どういうこと?」と、話にひきつけられます。
このバターで焼いたホットケーキはおいしいだろうな。
月夜に浮かぶふたつの影。光の影の対比が印象的でした。
星が4つになった理由は、人物が角ばって表されていること。
でも、これは現実ではなく、おとぎ話なんだよ、というサインとも受け取る事ができます。
月日がたって、ホッとひと息、あっ・・・最後のページも素敵です。 (イカスミはなこさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子9歳)
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