自分が生きている時代を胸をはって生きていこう
田所翔太は、小学五年生。サッカー大好きの歴史オタクだ。妹の里子とお母さんのおつかいでスーパーマーケットに行った帰り、緑色の光とともに戦時中の日本にタイムスリップしてしまう。昭和にあこがれていた翔太だったが、実際の生活は、想像をはるかにこえる過酷なものだった。翔太と理子は、この困難をのりこえることができるのか。そして、二人の運命やいかに。「いま、自分が生きている時代を、胸をはって生きていこう」 という作者のメッセージが強烈に伝わる長編作品。
昔は今と違ってよかった…と思うこどもが戦時中の日本へタイムスリップしてしまいます。
私は昔から今がいいなーと思うこどもだったのですが、まあそういうこと言う子はたしかにいるよね、と思いながら読みました。読み終わった後もやはり今がいいなーと思いました。やっぱり戦時中は過酷です…。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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