コガネムシやタマムシのように七色に輝く虫の色は、色素によって出される色ではなく、表面の凹凸で光が反射されることによって生み出される色なのです。これを「構造色」といいます。この構造色のしくみは、私たちの生活を支えるテクノロジーに応用されており、現在その分野(バイオミメティクス)の研究が盛んに行われています。本書では、この「構造色」をテーマとして扱い、バイオミメティクスを楽しくわかりやすく解説します。
この絵本にはいろいろなピカピカ光っている昆虫がたくさん載っていました。子供は大好きなのですが、私は昆虫が苦手で、でもきれいな見た目であまり見るのが苦痛じゃなかったです。なぜこんなにもきれいに光るのか、どんな構造なのかなど大人が読んでも楽しめるくらいしっかり描かれていました。見ているだけでもきれいなので小さい子も楽しめそうです。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子9歳)
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