特攻隊のお兄さんたちと大の仲良しになった子どもたちは、厳しい生活に置かれながらも楽しい時間を過ごすが…。太平洋戦争のさなか、長野県に疎開した東京・代沢国民学校の生徒と特攻隊員の実話に基づく物語。
実話を基にしているからこその重みのあるお話です。
疎開してきた子どもたちと一緒に遊んでくれた兵隊さんが、特攻隊として「名誉」の戦死をしたことに、万歳を叫ぶ感覚って何だったのでしょう。
今で言えば自爆テロ。
命の重さを忘れされられていた時代を、決して忘れてはいけないと思います。
子どもたちにどのように伝えるか、難しい時代にもなってきたかも知れません。
特攻隊とか集団疎開とか、今の子どもたちには、非現実の世界でしかないのですから。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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