がんの闘病中に被災、仮設で暮らす勝彦さん。最強の生物「クマムシ」になりたいと思ったことも…。ありきたりだけど大切な夢もありましたが…、彼が最後に望んだのは、おかあさんとの笑顔の写真を残すことでした。
クマムシを知らない自分には奇異なタイトルに思えたのですが、骨肉腫という不治の病で死と直面する勝彦さんからすれば、切実な祈りだったのですね。
東日本大震災で被災して、原発災害で家に帰れない生活の中で、蝕まれていく我が身と、家族の事を思う姿はとても切ない気持ちになりました。
最期にはやっぱり人間が良いと言って息を引き取った勝彦さんを見て、命の崇高さを改めて痛感しました (ヒラP21さん 60代・パパ )
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