「あかるい歌のひびく世界が、ずっとつづきますように」 広島の小学校で子どもたちを見まもってきた木は、楽器に生まれかわって歌いつづけます。そのメッセージは、子どもたちの歌声にのって、時をこえて未来へ―広島出身・在住の作家が、小学校の合唱隊・パンフルート工房・樹木医・被爆体験証言者に取材。木の願いを受け継ぎ、子どもたちが平和のメッセンジャーになった奇跡の実話が、戦後75年の節目に待望の絵本になりました。
「芸術の秋」ということで
「音楽」のコーナーがあり
表紙の絵が素敵だったのでお借りしてきました
「パンフルート」って?
葦や竹とか木の管がくっついてる楽器で
実際に、生では聞いたことないです
TVかなんかでは、見ているかもしれませんが
「カイヅカイブキ」という木の名前も
今回初めて知りました
子どもたちの歌が大好きな
学校敷地内の木の目線で
お話は進みます
あ・・・戦争・・・原爆・・・8/6・・・広島かな・・・
なんと!
実際のおはなし!!でした
作者さんが地元の新聞の記事から心惹かれ
広島の原爆、パンフルート、被曝樹木
疎開から帰ってくるときに、校歌を歌いながら帰ってきたこと等
調べて出来上がった作品だそうです
すばらしいですね
「広島の木のねがい」として
おはなしの最後のページに
作者からメッセージがあり
「子ども達による被曝樹木のパンフルートの演奏は
世界に向けて平和のメッセージを発信続けています」
とのこと
その音色、実際に聴きたくなります
「平和」を考える絵本、お薦めです♪ (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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