絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

戦争について、平和について。
きちんと知らなくてはいけない、考えなくてはいけないことがあります。
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へいわってどんなこと? きっとね、へいわってこんなこと 。「平和」というのは日常の本当にさり気ない瞬間に存在しているのだと改めて感じられる絵本。日本の絵本作家が中国と韓国に呼びかけ、三か国12人の絵本作家の協力で実現した平和を訴える絵本シリーズ第一作。【6歳〜】
へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる。ちょうめいそうがたくさんはえ、よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。へいわっていいね。へいわってうれしいね。みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。沖縄に住む当時小学1年生だった男の子が書いた詩に長谷川義史さんが絵をつけた平和への願いがこめられた絵本。
同じ種同士でも、たとえ種が違っても、にんげん以外の地球上の生きものはだれもせんそうしません。その中で、なぜにんげんだけが、にんげんの大人だけが、せんそうをやめられないのでしょうか。谷川俊太郎さんの言葉で語られる戦争への思い、江頭路子さんの絵の透明な生命力。人間の知恵はどこにあるのかを、静かに問いかける絵本。
ヒロシマ・ナガサキで被爆してから60年目。6人の被爆者を描いた写真絵本。戦争、平和、生きることの意味を静かに語ります。
2005年に刊行された『被爆者 60年目のことば』から10年。この10年の間に、被爆者の方の「高齢化」が進み、「語り部」の伝承が進んでいます。本書では、高校生が被爆者の想いを引き継ぐ平和のバトンの試みが紹介され、また福島での原発事故による放射線問題についても言及されています。
ヒロシマを知っているものたちが、さがしています―たいせつな人びとを、未来につづく道を。広島平和記念資料館に収められた約2万1千点もの収蔵品。その中から時計、軍手、弁当箱など今の私たちにとっても身近なものたちが、「カタリベ」となってヒロシマを語りはじめます。
タイトルのストレートさと裏腹に、中に広がるのは色鮮やかでのどかな自然の風景。姿を巧みに隠し忍びよる戦争のこわさ、おそろしさを伝える絵本です。深みのある文章と、力強い絵で静かに語りかけます。【6歳〜】
朝鮮半島分断の象徴である非武装地帯。長い鉄縄網が立ちふさがり、人が立ち入れないその場所は生き物たちの最後の避難場所でもあるのです。おじいさんは、その四季の移ろいを見つめながら、何を思っているのでしょうか。祖国統一と平和への願いを力強く描きます。【6歳〜】
小さなヤモは戦争にいったにいさんのかわりに市場へさくらんぼを売りにでかけます。アフガニスタンを舞台に、戦争の中でも明るく力強く生きる人々を描きます。私たちは美しい自然がいっぱいの国を壊すような戦争を許してはいけないのです。【6歳〜】
戦場で砲弾にふきとばされた「ぼく」の体はとびちり、なくなりました。でも、ぼくの心は弟の怒りを見、母さんの悲しみを見ます。田島征三が描くのは「戦争とは何か」ということ。心の底から平和を願い、平和を考えずにはいられません。【6歳〜】
世界的映画監督、大島渚の初の絵本。「戦場のメリークリスマス」など世界中で上映される映画を作り続けた映画監督の大島渚さんが自身の子どもに語った自らの戦争体験を絵本にしました。
「はらっぱ」をとおして、ある町の60年間の移り変わりを描いた絵本です。子どもたちだけはなく、戦争をくぐりぬけてきた人も、戦後を生き抜いた人も、ともに過ぎた時代を振り返り、現在や未来について語りあうことができる一冊です。【5歳〜】
昭和20年8月6日、原子爆弾の光が広島の空をつらぬきました。戦争への怒りと鎮魂と平和への願いをこめて贈る絵本。戦争体験者が減ってきている今こそ読み継がれていかなくてはならない絵本です。【8歳〜】
第2次世界大戦の悲惨さを描く物語。ちいちゃん一家の戦争が、やさしく悲しく描かれます。体の弱いお父さんを戦争に送り、家族3人の暮らしが始まったある夏のこと、ちいちゃん一家は空襲に出会います。教科書にも掲載されている作品です。【8歳〜】
昭和20年8月6日の朝、原爆にきずついた女の子は、まちんとまちんとと、トマトをねだって死んだ。女の子の視点で描く原爆の絵本。起きた事を淡々と描いている絵や文章は、子どもたちでも読める内容です。ただ、その悲しみは伝わってきます。【6歳〜】
家族で、そして学校で。子どもたちといっしょに読み、考えてください。4年生の男の子の目を通して平和と家族の尊さを描く1冊の本。……実話に基づくお話です。
「せかいじゅうの 人びとを しあわせにするため」に世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし。でも本当にそれでいいの?強者のゆがんだ論理を明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。【8歳〜】
ただ幸せに暮らしたいと願っていた貧しい6人の男たち。彼らは努力し、やっと肥えた土地や立派な家を手にする。しかし手にした途端、今度はそれを殖やす欲望に走り、兵隊を雇い近隣の村に侵攻。そして・・・。平和を望みながらも、富をもとめて戦争への道を歩んでしまう人間の姿が、ユーモアとペーソスをこめて描かれています。大人も見て欲しい絵本。【4歳〜】
作者の、画家として歩み始める原点を描いた自伝絵本。戦争で故郷を追われ、過酷な暮らしをしていた時期、父親の持ち帰ったはパンではなく世界地図だった。だが、それは少年だった作者にパン以上のものを与えたのです。【6歳〜】
アメリカ同時多発テロを経験した作者がえがく希望の数々を、世界中の美しい写真とともにおくる、心に響く写真絵本。子どもたちの表情にもひきこまれます。【6歳〜】
「平和ってなあに?」
小さな子にもわかりやすく、平和について感じられるようにつくられた内容になっています。新しいお友達をつくれたり、好きな本でワクワクできたり、違う国の事を知り合えたりできること。それが平和なんですね。【3歳〜】
世界にひろがれ、平和の願い。103人の絵本作家の思いがひとつになって、この1冊が生まれました。他では見られない作家陣の豪華な競演。それぞれ絵は違っても心はひとつです。【3歳〜】
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