![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
江戸時代、子どもを産み育てることは、「家」を存続させるためにきわめて重大なことであった。そのために、武士には武士の、商家には商家の、庶民には庶民の、それぞれの育て方があった。寺子屋などで読み書きそろばんを習うこと、家庭でのしつけ、社会による道徳教育、そして藩校や私塾による教育など、さまざまな「場」で江戸時代の人々は子どもを教育しつづけた。教育が崩壊し、いじめや暴力などさまざまな社会問題となっている今、江戸時代の教育に学ぶことは多い。幕末に来日した外国人も驚愕した、江戸時代の子育ての真髄を、この1冊にまとめた。
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