カップルカウンセリングは個人療法の単なる拡張ではない。カップルの「二つの視点」の間で複雑な関係におかれるセッションをどう構造化すればよいのか。社会文化的な影響を探究し,カップル自らが「物語」るよう導くセラピーを展開。性的な問題,不貞,暴力・虐待といった「固有の問題」を取り上げ,実践的にガイドする。
■本書の主な目次
●第I部 概念と実践
第1章 個人カウンセリングとカップル・カウンセリング
第2章 ナラティヴ・セラピー
●第II部 カウンセラーとカップルに与える社会文化的影響
第3章 カップル関係をめぐる文化的に形成された考え方
第4章 カウンセラーと異なる性的指向、年齢、文化的背景のカップル
●第III部 セッションの構造
第5章 初回ジョイントセッションのフレームワーク
第6章 初回後のジョイントセッション
第7章 必要に応じた個人セッション
第8章 アドバンスド・プラクティス
●第IV部 固有の問題
第9章 危機を招く恐れのある緊張関係
第10章 友人や家族との問題
第11章 性的な問題
第12章 不貞
第13章 暴力と虐待
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