森の中にある色々なおうち。この石づくりのじょうぶなおうちにはだれが住んでいるのかな? ドアの窓から見えるのは、どうやら鼻の長いあの動物。
「トントン」
しかけをめくってドアをあけると、あらびっくり。ユーカリ大好きコアラさん、ホースがあばれて大騒ぎしていたところだったのね。
さらにお池のほとりに立っている葉っぱでできた素敵なおうちや高い木の上のおうち、きのこのかたちのおうちやサーカステントまで!窓から見えるシルエットを確かめたあと、ドアをあければ次々に思いがけない正体があらわれます。最後に登場するのははまっくらな森の奥にある大きなドア。ちょっぴり怖そうだけれど、勇気をだしてあけてみると……!?
窓からのぞいた姿と、ドアをあけた時のギャップで楽しませてくれる大人気しかけ絵本「ドアをあけたら」シリーズの第3弾。今回の舞台は森の中。想像しながらドキドキして、驚きの展開にワクワクする。さらにもう一度ドアをあけたり、ドアをしめたり。この繰り返しが何度読んでも面白いのです。穴のあいている表紙カバーも、外してみればその変化を楽しめますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
シリーズ累計30万部突破の大人気しかけ絵本『ドアをあけたら』の第三弾。 今回は森が舞台。木の幹のなかにあるおうちのドア、窓から見えるのは……? ページをめくると、思いがけない正体があらわれます。 「だれのおうちかな?」と想像が広がるワクワクする展開にくぎづけ! 穴のあいているカバーをめくると、表紙との絵柄の変化も楽しめます。
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