原爆が変えた世界の歴史・日本の歴史
19世紀の黎明期から戦争を経て、今日の核保有へと至る道筋を膨大な先行研究を咀嚼し、明快に叙述する。
広島・長崎への原爆投下は、いかにしてなされ、その後の世界にどのような影響を及ぼしたのか。本書は、膨大な先行研究を咀嚼したうえで、原爆投下を広い時間的・空間的枠組みのもと、世界史の文脈の中に位置づける。19世紀の黎明期以来、各国で核物理学の研究が進み、毒ガス攻撃や空爆など新たな戦争の手段が登場する中で、各国政府・軍部と科学者たちはいかに行動したか。核兵器の開発・製造・使用・保有のグローバルな歴史を俯瞰する。
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